1989年、東京大学大学院医学統計専攻博士課程に在学中の厳浩は、統計学の指導教授の下で製薬企業向けの統計分析や関連ソフトウェアなどを研究していました。この経験をもとに、1991年5月、厳はEPSホールディングスの全身である株式会社エプス東京を設立しました。
わずか3名で創業したEPSは、医薬品開発業務が専門の受託機関にアウトソーシングする時代の中、「顧客志向、ビジネス志向、人間志向」という行動指針を実践し続け、お客様のために日々前進しています。2001年にCRO業界初としてJASDAQ上場し、さらに2006年に東証1部上場し、日本CRO業界のリーディングカンパニーになっています。現在、EPSホールディングスは傘下に30社以上あり、日本から中国、アジアパシフィック、北米などの地域においても、臨床試験および各国の症例登録業務に重要な位置を占めています。四半世紀を経て、EPSグループは従業員5,500名以上(2017年9月現在)を擁しているグローバル企業に成長してきました。
創業以来、EPSグループは「価値あるソリューションの創出を通じて、健康産業の発展に貢献する」という基本理念を守り、高度専門化および多元化の体制をもって、製薬会社、医療機器会社、新薬研究開発会社、医療機関、大学研究機関など多くのお客様に付加価値の高いソリューションを提供してきました。豊富な業務経験によって培われたノウハウをもとに、業務の効率化、そしてサービスの品質向上に常に取り組んでいます。
EPSグループは、市場およびお客様のニーズに応じて絶えずビジネスモデルを変革しています。社名Ever Progressing Systemが意味するように、新しい価値を創出するために日々前進し、健康産業の発展に貢献していきます。
EPS創業初期の社員たち(1992年) | EPS臨床データマネジメント部門 | EPS東証1部上場(2006年) |
「世のため、人のためになる仕事をしたい」これは、スズケンの創業者鈴木謙三が、少年時代に父から教えを受けて抱いた「生涯の志」です。
謙三は、1932年に独立系の医薬品卸会社として「鈴木謙三商店」を創業。以来、医薬品卸事業を中核に、医薬品製造、保険薬局事業などの事業も展開しバリューチェーンを構築。医薬品流通のリーディングカンパニーとしてみなさまの生活を支えています。
スズケングループは、「世のため、人のため」という“創業のこころ”を礎に、「健康創造」を事業領域とするユニークな企業グループです。「お得意さまに学ぶ」という精神を大切に受け継ぎながら、80年以上の間、「お得意さまのお役に立つ」ことをひたむきに考え、実践してきました。
その結果、中核事業である医療用医薬品の卸売だけではなく、新たな医薬品の研究・開発・製造、医薬品メーカー支援、保険薬局、そして介護に至るまで医療分野で幅広く事業を展開する唯一の企業グループへと進化しています。
さらに、「Design Your Smile 健康創造のスズケングループ」というメッセージのもと、従業員一人ひとりが、人々の笑顔あふれる豊かな生活に貢献する企業グループでもあります。人々が生涯、健康を第一に望むかぎり、スズケングループの使命が尽きることはありません。
私たちは今後も、医療から介護まで「健康創造」という無限に広がる分野において新たな価値を創り出し、日本およびアジアにおいて、「医療と健康になくてはならない存在」になることを目指して邁進してまいります。